2019年夏イギリス旅行記

2019年夏イギリス旅行記⑦ポスタル・ミュージアムで念願のMail Railに乗車

2019年の7月~8月にかけて行ったイギリス旅行を振り返ります。
前の更新から大分間が空いてしまいましたが、またお付き合いいただけると嬉しいです。

2019年の7月~8月にかけて行ったイギリス旅行を振り返ります。
(※当時と今では色々と事情が変わっていると思います。あくまでも2019年の旅行記としてお読みください)

2019年夏イギリス旅行記①旅行計画

2019年夏イギリス旅行記②東京からロンドンの移動にJAL041便を選ぶ理由

2019年夏イギリス旅行記③JAL041便エコノミークラスで羽田からロンドンへ

2019年夏イギリス旅行記④超スピードの入国審査

2019年夏イギリス旅行記⑤ヒースロー・エクスプレスに乗ってパディントンへ

2019年夏イギリス旅行記⑥気温39度!猛暑のロンドン~リアル・フード・マーケットのフレッシュジュース

ポスタル・ミュージアムで念願のMail Railに乗車

さあ、まだ時間は早いけど、そして滞在1日目だけど予定は盛りだくさんです。

次の予定まで時間があったので、ポスタル・ミュージアムの10時の回のメール・レールに乗ることに。

キングス・クロス駅から歩いてポスタル・ミュージアムへ向かいます。

ポスタル・ミュージアムは2018年にオープンしたばかりの郵便博物館。

下のGoogleマップ左上に、「9 3/4プラットフォーム(ハリーポッター)」とあるのがキングス・クロス駅、そこから歩いて15分から20分ほどでした。
地図左下に見えるのが地下鉄ホルボーン駅。そして見切れてますが、ミュージアムの左側(西側)には地下鉄のラッセル・スクエア駅があります。

そして、お気づきでしょうか?
我らがディケンズ・ミュージアムからもすぐ近くなんです!

ロンドンに行く機会があれば、どちらのミュージアムもおすすめです。

さて、ポスタル・ミュージアムの目玉は、何といっても、1927年から2003年まで使われていた郵便配送用の無人列車をアトラクションとして一般公開したメール・レール(Mail Rail)です!

当時は郵便を運んでいた無人運転の電気鉄道に、郵便物となって(?)乗ることができるアトラクション。これはもう、わくわくです。

ポスタル・ミュージアムはショップやカフェを併設した博物館部分と、メール・レールがある建物に分かれています。

10時のオープンを待って、博物館のチケット売り場でチケットを買おうと並んで待っていたら、メール・レールの方でも買えると言われ、移動することに。

メール・レールは道路を挟んだ反対側にあります。

チケットは一回券でも一年間有効の券でも金額は同じだったので一年有効のものを購入。

イギリスでは、博物館やテーマパークなど一年間有効のチケットも多いです(一年有効でなくてもいいから安くしてほしい・・・と思わなくもないけれど)。

すぐの回(たしか10時20分の回)のチケットが買えたので、階段を下りてプラットフォームに移動します。

早速メール・レールが見えました!発車を待つ間、写真を撮って待ちます。

列に並んで待っていると、私たちが乗るメール・レールが到着しました。実際に動いている様子を見て色めく乗客たち。

郵便物配送用の車両なので、見ての通りかなりコンパクト。
(車両は当時と同じではなく、アトラクション用に新しく造られたものです)

荷物は持ち込み禁止。荷物置き場にすべて置くよう指示されます。カメラや携帯は大丈夫でした。

いよいよ乗り込んで出発。テンションが上がります。

1927年から2003年まで使用されていたこの郵便鉄道。

19世紀から計画は進められていましたが、財政難などで完成には至らず。
20世紀になり、道路の混雑や霧で郵便が大幅に遅れることになったこともあり、ようやく1914年にトンネルの建設工事が始まります。

途中第一次世界大戦の影響による中断を余儀なくされますが、1927年についに開通。
ロンドンーパディントン間などを無人の電気鉄道を使って、郵便物を輸送できるようになりました。

今では使われなくなったメール・レールがこうしてアトラクションとして復活して、それに乗れるというのは非常に感慨深いものがあります。

乗車中には時代をさかのぼって、当時の様子を映像で知ることができます。

メール・レールに乗って郵便物の気分を味わえるだけでなく、タイムスリップもできる特別な体験。当時の状況、手紙の役割など、短い時間の中でも楽しませてくれます。

個人的にはこういう場所も好き↓↓↓

ライド自体は短いものですが、とても興味深い体験でした。

イギリス、特に20世紀イギリスが好きな人、郵便の歴史に興味がある人、鉄道好きな人、には特におすすめのアトラクションです。

夏の観光シーズンだったこともあってか、満員ではなかったけれどかなり人気で混みあっていました。

一つ情報を。
このライドで唯一心配していたのは、閉所恐怖症気味な自分が狭さに耐えられるかな、ということだったのですが、座ってみると見た目よりも余裕があり、私個人に関して言えば大丈夫でした。
上半分が透明で圧迫感がないというのもあるかもしれません。
感じ方は人ぞれぞれなので、ご無理のないよう。

そして2019年夏時点ではなかったと思うのですが、今は歩いてメール・レールを探索できるガイドツアーもあるようです。
Tunnel Walks
これは面白そう!

博物館とは別に、このメール・レールを降りた後にも展示があったのですが、そこでも体験型の展示を楽しむことができました。

長くなったので次回に続きます。

旅行記再開できてよかった…!!(心の声)

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