昨年の1月から2月にかけて行ったイギリス旅行を振り返ります。
イギリス旅行記(2018年1月~2月)⑭曇天のロンドン二日目~地下鉄を乗り継いでノッティング・ヒルへ
イギリス旅行記(2018年1月~2月)⑮ノッティング・ヒル・ゲート駅からポートベロー・マーケットへ
イギリス旅行記(2018年1月~2月)⑯ノッティング・ヒルのポートベロー・マーケットを歩く+ディケンズの年代物の本を発見、のち地下鉄トラブルこちらからの続きです。
ノッティング・ヒルからコヴェント・ガーデンへ移動
失意の地下鉄クローズから立ち直り、小雨の中ノッティング・ヒル・ゲート駅まで戻ってきました。
時間はまだ午後1時台。かなり歩いて疲れたけれど、このままホテルに帰るのはもったいないので、電車に乗って次の目的地へ行きます。
ロンドンに来る目的の一つがミュージカル観劇なので、マチネの時間に間に合うなら、何か観たい!ということで、劇場街のあるウエストエンドへ向かいます。
この時点でははっきり演目を決めてません。チケットも予約してません。
ロンドンでミュージカルの当日券を買う方法は色々とあるけど、この日は一番シンプルな劇場のチケット窓口で購入する方法でチケットを取りました。
チケットの買い方についてはあとでまた説明します。
まずは、ノッティング・ヒル・ゲート駅からセントラル・ラインに乗ってトッテナム・コート・ロード駅まで向かいます。
セントラル・ラインでわずか9分(6駅)で到着。
7日間乗り放題のトラベルカードがあるので、ためらいなくどんどん地下鉄を利用できます。
トッテナム・コート・ロードに到着。
駅のホームがかわいくて思わず写真を撮っちゃう。
ここからコヴェント・ガーデンに向かいます。
レスター・スクエアまで地下鉄に乗ってもいいけど、コヴェント・ガーデンは歩いて行ける距離なので、ここからは徒歩で移動。
引き続きロンドンを歩くだけでうれしい。雨だけどそれもまた絵になる。
でも、こうして見ると、けっこう雨降ってるな。。。
あいかわらずシュールな写真ですみません。きらきらな写真じゃなくてすみません。
旅行記にあるまじき地味さ……
でも1月のロンドンのリアルな姿ということで、1月にロンドン旅行を考えている方は、よかったら参考にしてください。。。
電話ボックスもうれしいおのぼりさん。
てくてくと歩いて行って、
コヴェント・ガーデン駅までやってきました。歩いて10分くらいです。
ここの駅はいつも混雑しててぎゅうぎゅう。
コヴェント・ガーデン到着&「マンマ・ミーア」の当日券を購入
劇場はウエストエンドの各地に点々とありますが、コヴェント・ガーデンの近くには特にたくさんの劇場が集まっています。
コヴェント・ガーデンはロンドンでもお気に入りの場所の一つ。
マーケットはいつも観光客でにぎわっています。
いつもにぎわっ・・・
土曜日なのに広場が閑散としているように見えるのは雨だからです。。。
見ての通り、この日は寒いし、雨。
マーケットをめぐるのはまた後にして、とりあえずマチネのチケットを手に入れねば。
観劇候補はいくつかあったけど、この日はまだ時差ぼけもひどくて、地下鉄クローズ事件の疲れも引きずっていたので、悲劇や戦争ものとかではなく、明るいコメディが観たい!と思い、マチネの時間もちょうど良い「マンマ・ミーア」のチケット窓口に行ってみることにしました。
「マンマ・ミーア」は映画化されたことでも有名な、ABBAの音楽で構成されたミュージカル。このミュージカルも映画も大大大ファンなので、またロンドンで絶対に観たいと思ってました。
それに4年前に観た時、チケットが比較的安価でとりやすかったので、土曜のマチネでもまだ席があるんじゃないかと踏んでいました。
「マンマ・ミーア」のミュージカルを上演しているのはNovello Theatre。
コヴェント・ガーデンからは歩いてすぐです。
さあ、到着しました!わくわく。
Novello Theatreのチケット窓口は入って劇場入ってすぐ左のところにあります。
入口にはセキュリティ・チェックの人が立っているので、チケットを買いに来たことを告げ、かばんの中身チェックを受け(※けっこう色々なところであります)、中に入ります。
窓口に並んでチケットを買いましょう。
私「今日のマチネのチケットまだありますか?」
係の人「ありますよー。ちょっと待ってね」
はい、ここでストップ
学生の方は、このまま購入してはもったいないです。
今から言う魔法の言葉を一緒に唱えましょう。
せえのっ
Is there a student discount? 「学割はありますか?」
英語の言い方は好きな言い方で大丈夫です。
ここで大事なのは言うか言わないかです。
ここでは言う一択です。
覚えましたね?
試験に出ますよ?(ぐいぐい)
というのは冗談ですが、学生の人は学割があるかどうかは絶対に聞いた方がいいです。
劇場にかかわらず、イギリスでは多くの観光地や施設で学割が効きます。
しかも、かなり安くなることが多いです。
IDや証明書を求められたらすぐに見せられるように、できれば英文の証明を持っておくといいです。
国際学生証を取得しなくても、大学生なら大学の事務で、英文の在学証明書などを発行してくれると思います。日本では学生でなくても、イギリスで学校(語学学校でも)に通っている場合、その学校の学生証で学割が効くときもあります。
私も今回の滞在では大学で発行した英文の在学証明書を折りたたんで携帯していました。
これで色々な施設でかなり割引になったと思います。
ただし、すべての場所で学割があるわけではありません。
劇場で学割が効くかどうかは、劇場や演目、それから時期や演目の人気度などによると思います。
25歳までの年齢制限などがあるところもあります。
効くか効かないは聞いてみるまでわかりません。
学生の方はとりあえず聞いてみましょう!
さてつづきです。
私「学割ってありますか?(ずいずい)」
係の人「ええと、1枚?今あいてる席はね~」
え?と思った方、ちょっと待ってください。
すみません、この日、学割が効いたかどうか覚えてないんです(ダメ)。
というかそのまま探してくれて、あったのかなかったのかわからないこともよくあります。
でも、大事なのは学割が効いたかではなくて、ベストを尽くして(聞くだけですが…)いい席を手頃な値段でゲットできたかどうかです。
では続きをどうぞ。
係の人「この席は〇〇ポンド、この席は○○ポンドだよ~」
劇場の窓口購入の利点は、座席表を見ながら直接空いている席とそのチケット価格を教えてもらえて、かつリクエストに合わせた席を見繕ってくれるところです。
見切れ席でもいいからとにかく安い席!や、この中で一番見やすい席、高くてもいいからいい席、などリクエストを伝えれば、たいていの窓口の人は喜んで教えてくれると思います。
私はたいていあまり高くない席を、と言って選択肢を出してもらっています(…)
悲しいですが、でも学割の件と合わせてこのリクエストをそっと伝えると、たいていみんなものすごく優しく接してくれます・・・(ほっこり)
さて、この日私が選んだ席はこちらです。
STALLS(1階席)のJ列の18番。
チケット代は33.75ポンドに手数料1.25ポンドを合わせて35ポンド。
日本円で約5000円弱。
座席はどのへんかというと・・・
ちょっと長いですが、これがNovella Theatreのシートマップ。
1階席のStalls、2階席のDress Circle、3階席のGrand Circle、一番上のBalcony席となっています。
私の席は1階席のJの18…そう、ここです。
そう、前から7列目のほぼセンター!!(指で書いたので字がアレですみません)
これで5000円しない席ならめちゃめちゃお得!!
しかも週末のマチネ!(平日ならもっと安くなるかもしれません)
いくつか提案してもらった中で、この席がいい席&お得だったので、迷わずこの席を選びました。
チケットを見ると81.25ポンドという価格が見えるので、これが定価かな?
学割ではなく、直前割だったのかもしれないけど、とにかく納得できる値段でチケットが手に入りました。
やっぱり定価で買うのはかなりキツイので、お得なチケットを探す場合、直接劇場で当日券を聞いてみるのも一つの手です。
もちろん、絶対に観たい演目がある場合やお財布に余裕がある場合は、前もって予約しておくのがいいと思います。
あとは、舞台が始まるのを待つのみ!
その前にちゃんとしたご飯を食べずにずっと出歩いているので、ささっと小腹を満たします。
近くのプレタ・マンジュに入り、温かい(いや火傷するくらい熱い…)&量多めな野菜スープで遅めのランチです。
土曜の午後にカフェ難民になるのは東京もロンドンも同じだなあ。
プレタ・マンジェさん、いつもお世話になります。
長くなったので、観劇の感想は次回に。
「マンマ・ミーア」でハッスルします。