旅行

イギリス旅行記(2018年1月~2月)①決断編その1

イギリスに行きたい

と、いつでも思っている。

周りを見ると長期休み毎に、または年一回のペースで渡英する先生や院生がちらほら・・・

(・・・うらやましい)

でも、私はお金のない院生。

今まで人生でイギリスに行ったのは二回。

前回はすでに四年前。

行きたい行きたいとは思いながらも、現実的ではなかったので、休暇の度に葛藤しつつも見送っていた。

そして、この四年の間、なんだかんだ仕事などでアメリカには行っていたので、海外に行きたい欲はとりあえず満たされていた。

でも、ふとした瞬間に、

ロンドンが恋しい。

ウエスト・エンドのミュージカルが観たい。

ディケンズゆかりの地を歩きたい。

コヴェント・ガーデン・・・

ふええ。

と、なるので、収拾がつかなくなる前にどこかのタイミングで行こうとは思っていた。

本当はディケンズゆかりの地であるロチェスターで行われる、ロチェスター・ディケンズ・フェスティバルの時期に取材も兼ねて行きたいのだが、6月頭と12月頭という、非常に休みが取りにくい時期のため、まだその時期の渡英は実現できていない。

また、イギリスは夏の日照時間が長いので夜の8時、9時頃まで明るく、夜まで安全に楽しめる夏季休暇に行きたいのだが、夏は航空費もホテル代もすべてが高いので、見送るしかない。

そう、私には、オフシーズンしかない。

え?研究費を獲得したり、研究発表の予定を立てて行けばいいじゃないか?

……す、すみません。さまよえる院生で……

冬は日照時間も短く、寒く、夏に比べると降水量も多い。

しかし、クリスマス時期は観光シーズンでもあるので、クリスマス時期に行って、ロンドンの本場のクリスマスの雰囲気を味わいたい♡とか、『クリスマス・キャロル』の舞台をクリスマス・シーズンに現地で観たい♡なんて夢は打ち捨ててゆくしかない(行きたい)。

3月は暖かくなってくるし、大学生の春休みや卒業旅行のシーズンともかぶるしで、少し割高になる。

ということは、

そう、私には、1月か2月しかない。

でも、これは毎年思うこと。

指を加えて1、2月を見送ること三回。

しかし、この年は少し違かった。

私は夏から、ある計画を心に抱いていたのだった・・・。

長くなり過ぎたので続きます。

この旅行記、すごく長くなりそうな予感…大丈夫かな?

今のところ有益な情報もあまりなくてすみません…!

どうぞ気長にお付き合いください。